日本政策金融公庫の創業計画書|初心者でも融資に通った書き方とは?
こんにちは。お店を開業し経営しているジュエルと言います
日本政策金融公庫で融資を受ける際、必ず必要になるのが「創業計画書」です
しかし実際には
- 何を書けばよいのかわからない
- この内容で本当に融資が通るのか不安
- ネットの情報を真似したが正解かわからない
と悩む方が非常に多くいます
創業計画書は、書き方と数字の出し方次第で、融資の通過率が大きく変わる重要書類です
この記事では、日本政策金融公庫の融資を想定し
- 審査で評価されやすいポイント
- 実際に使える例文(数字入り)
- 融資で失敗しやすいNG例
を、初心者の方にもわかりやすく解説していきます
創業計画書の書き方を覚えたら、実際に一度書いて見ることをオススメします
「何だか、難しそうだな~」と思うかもしれませんが、考えたお店のコンセプトを、もっとリアルに落とし込む重要なものです
日本政策金融公庫の融資は、一発勝負です
ダメだった場合、他の金融機関を探すことになり時間と手間が余計にかかってしまうので、一発で融資が通るように
- 自分のお店に対する熱い思い
- コンセプトが上手に伝わるよう
に書くことが重要です
初めての経験でしょうから分からなくて当然です
一から分かりやすく解説して行きますので、ご安心ください
では初めて行きましょう
まだお店のコンセプトが決まっていない方は ▶ 5つの問いに答えてコンセプト完成 の記事を参考にしてください
創業計画書とは?日本政策金融公庫で重要な理由

日本政策金融公庫の融資で、創業計画書は必須書類であり重要視されます
その理由としては
創業計画書は、新規事業の実現可能性を金融機関に伝える書類であり、事業の信頼性や成長性を判断するための資料だからです
また、新規事業に対し強みや弱みなどを、客観的に分析する役目もあり、自分自身を見つめ直す良い機会にもなります

お店開業に必死になり過ぎてはダメ!
失敗しないために、冷静に正確な数字を現実的な目線で記入していくことが重要だよ
客観的に分析しようね
お店のコンセプトに対し、成長性があり冷静な判断をして経営を進めて行くことができるのか?
などの、金融機関は冷静な判断をしていきます
場合によっては、「融資しない方が、この人の為でもある」と判断されれば融資は通りません
融資を通すためには、創業計画書の書き方が非常に重要になって来ます
金融機関の立場(貸す側)に立って、記入していくことが融資を通すポイントでもあります
融資を失敗しないように、しっかり創業計画書の作成をしていくことが求められます
✅ 書き方のポイント
- 「審査書類」ではなく「事業説明書」
- 担当者目線を入れる
副業収入が与える融資への影響 ▶ 副業収入があると日本政策金融公庫の融資で有利? の記事を参考にしてください
日本政策金融公庫が創業計画書で見ているポイント

日本政策金融公庫の融資を通すには、担当者が、創業計画書のどの部分を注視しているのかを知っておく必要があります
しっかりポイントを押さえておきましょう
特に重要な5項目
- 開業動機の具体性
- 職歴・経験との整合性
- 商品・サービスの内容
- 売上・利益計画の現実性
- 自己資金の割合
新規でお店開業する場合、創業の経験が無い方が多く、担当者も「このビジネスで本当に成功する」可能性があるのか?
などを慎重に検討するために、冷静な判断材料として重要視しています

「開業動機」「経歴」「ビジネスプラン」「利益計画」「自己資金比率」など、しっかり冷静な判断ができていますか?ってところを見ているんだよね
お店を失敗すると「多額の借金」が残ることになるので、貸さない方が良い場合もあり、貸す側も慎重に判断するってことだよ
後ほど詳しく例文なども交えて解説していきます
✅ 書き方のポイント
説得力のある内容に仕上げること
お店開業までの全体像を把握しておくことで対策ができます ▶ お店開業までの流れ の記事を参考にしてください
創業計画書のNG例

創業計画書のNG例を参考してみましょう
- 売上がいきなり月300万
- 経験が浅いのに高級路線
- 「頑張ります」だけ

みなさんが貸す側でも、たぶん貸さないですよね
「売上の根拠」や「技術が無いのに高級路線」など、「説得力がない」ことが問題だと言うことです
お店を開業する方は、みんなやる気に満ち溢れているので「頑張ります」は不要ですし、他にアピールする内容を盛り込む方が理に適っています
このようなNG例にならないように「貸す側の立場」に立って考え、「説得力のある」創業計画書の作成が求められます
それでは、詳しく創業計画書の書き方を見て行きましょう
創業計画書の書き方【項目別・例文付き】

日本政策金融公庫ホームページより創業計画書ダウンロードしてお使いください
日本政策金融公庫の創業計画書の書類です
もし、金融機関から融資を受けるのであれば、国が行っている金融機関である日本政策金融公庫がオススメです(低金利・創業者に積極的など)
多くの方が利用するので、日本政策金融公庫の創業計画書で解説します
創業計画書の書類は、9項目に分かれています
- 創業の動機
- 経営者の略歴等
- 取扱商品・サービス
- 取引先・取引関係等
- 従業員
- お借入の状況
- 必要な資金と調達方法
- 事業の見通し
- 自由記述欄
一つずつ、紐解いて行きましょう
1.創業の動機の書き方

創業の動機は、なぜ創業しようと思ったのか?と言うことです
「ずーっといつか自分のお店を持ちたい」と思って日常生活を過ごしていた中で、「いざ、創業しよう!」と思ったきっかけが、何処かにあったはずですなんですよ?
例えば
- 友人のお店を、譲り受ける事になった
- 資金のメドが、立った
- 家族や友人が、応援や支援してくれる
- 理想的な物件を見つけた
など、創業を決意するきっかけは沢山あると思います
「創業を決意した思い」や「お店を開業するに当たって、行って来た経験や努力」などを、交えて書いてみると良いものが出来ます
ここで重要なのは、「必ず自分自身の言葉で書くこと」です!!!
真剣に書いた自分の言葉は、相手にも必ず伝わります

そんなに、難しく考えずに気楽に書いて見ましょう
【例文】開業動機(最重要)
例文をヒントに、ポイントをしっかり押さえて書きましょう
✅ NG例(よく落ちる)
将来独立したいと考え、開業を決意しました
👆これは評価されません
✅ OK例文
私はこれまで飲食業界に約8年間従事してきました
前職では個人経営の飲食店にて、接客・調理・仕入れ・売上管理まで一通り経験しています
特に現場で感じたのは、近隣住民向けの「価格と品質のバランスが取れた店」が不足している点でした
そうしたニーズに応える形で、自身の経験を活かした店舗を開業したいと考え、今回の創業を計画しました
✅書き方のポイント
- 年数が具体的
- 「課題 → 解決」の構造
- 夢ではなく現実視点
参考記事 ▶ アパレル開業はネットショップと実店舗どっちが儲かる?
2、経営者の略歴等の書き方

経歴は、今までどのような経験をして来たのかを第三者に伝える役割があります
実際に経験した、役職や実績など自分の実力をアピールしましょう
日本政策金融公庫の融資を受ける際、実務経験の有無は非常の重要視されます
例えば、「アパレルのお店を開業したいので、お金を貸してください」と来たとします
担当の方は「アパレル業界にどれだけの経験があるのか」は必ずチェックします
経験があれば
お店の「運営ノウハウ」や「業界の良い面や悪い面」など、色々経験しているので「お店を開業してもちゃん運営できるだろう」と思ってもらえます
経験が無いと
何も知らない分野で、お店の運営など本当に出来るのだろうか?
と、疑いの目で見られるかも知れません

よりゃ~そうだよね!
もし自分が担当者だとして、「10年経験している人」と「未経験の人」どっちにお金を貸しますか?って言う事ですよね
もちろん、貸したら金利付きで返して貰わなければ行けません
返せる可能性が高いのは、「10年経験している人」ですよね
なので、実務経験の有無は非常に大切になってきます
あなたがして来た経験は、あなただけの財産です
他の人では、代替できません
行って来た経験や実績などを、どんどんアピールしましょう
アパレル開業は実店舗とオンラインどっちが良い? の記事も参考にお役立てください
過去の事業経験
- 今まで、「事業を経営していたことはない」人は「レ点」でチェックを入れます
- 今まで、「事業を経営していたことがあり、現在もその事業を続けている」人は「レ点」でチェックを入れます(その事業内容も記入しましょう)
- 今まで、「事業を経営していたことがあるが、既にその事業はやめている」人は「レ点」でチェックを入れます(辞めた時期を記入しましょう)
取得資格
資格の有無に「レ点」を入れて、免許名(取得年月日)を記入しましょう
知的財産権等
知的財産権とは、「特許」や「商標」などの産業財産権や「著作権」を指します
知的財産権の有無に「レ点」を入れましょう
ある場合は、その名称と「申請中」「登録済」のどちらかに「レ点」を入れましょう
【例文】職歴・経験
経験を活かした創業は、好印象を与えます
具体的な業務内容などを記入する方が得策です
✅ OK例文
飲食業界での実務経験は約8年です
調理業務だけでなく「発注」「原価管理」「アルバイト教育」も担当してきました
前職では月商約250万円規模の店舗にて、副店長として売上管理にも関わり、「人件費率」や「原価率」を意識した店舗運営を行っていました
✅ 書き方のポイント
数字入り=信頼度UP
3、取引商品・サービス 商品・サービス内容の書き方

どんなお店を作ろうとしているのかを、より具体的に説明する箇所です
「決めたお店のコンセプト」を、より具体的に書き込んで行きます
第三者が見ても、解るように専門用語は使わずに的確に書き込んで見ましょう
当ブログでは、お店の売上アップ に繋がる有力情報をご紹介しています
お店開業後の営業に活かしてください
取扱商品やサービスの内容
「どのような内容のお店なのか」をアピールして行こう
「どんな商品やサービスを使って、お店を運営していくのか」を解りやすく、的確に書き込んでみましょう
セールスポイント
他店とは違う、差別化をアピールする箇所
- お店の内外装を、アピールするも良し
- 商品やサービスの差別化ポイントでも良し
とにかく、私のお店は他店とここが違うよ
って言う所を、書き込んで見ましょう
販売ターゲット・販売戦略
お店のコンセプト内容を、解り易く的確に記入して行きましょう
競合・市場など企業を取り巻く状況
借りる店舗の周辺や、周辺地域の状況を自分なりに分析して「このような需要がありそうなので、多くのお客様に来店して貰えそう」などの周辺環境を的確に説明しましょう
要するに
「その地域にお店を開業して、多くのお客様に受け入れられるのか」どうかを、あなたはちゃんと分析できていますか?
っということを聞かれています
これと言う正解はありませんので、自分が思うところを記入して見ましょう
店舗物件の選び方はお店開業には超重要案件です ▶ 店舗物件の探し方 を参考にしてください
【例文】商品・サービス内容
お店のコンセプトに合うターゲット層を取り込むための「価格設定」や「商品」になっているのか?
今一度、しっかり検討しましょう
✅ OK例文
本店舗では、近隣の会社員および地域住民をターゲットに、ランチ・ディナーともに利用しやすい飲食店を運営します
主力商品は定食メニューで、平均客単価は昼1,100円、夜1,600円を想定しています
回転率を重視したオペレーションとすることで、安定した売上確保を目指します
✅書き方のポイント
ターゲット+単価が明確
めんどくさい書類の作成が簡単に作れる ▶ 効率的に開業したい方はこちら
4、取引先・取引関係等の書き方

販売先
販売先は、自分のお店で「売る相手」を指します
例えば
- 「一般個人」 「70%」 「0%」
- 「○○商店」 「30%」 「100%」
などと、「取引先名(所在)」は誰に売るのか、「シェア」は売り上げ比率を、「掛割合」は売り掛けの割合を書き込みましょう
卸先などが無ければ、「一般個人」「100%」「0%」だけで大丈夫です
「掛割合」がある場合は、回収の条件を書き込みましょう(月末〆翌月15日回収など)
仕入先
頭の中では、判っていても実際取引をしようとすると案外忘れがちな所なので、しっかり連絡先や担当者などと事前に連絡を取っておきましょう
お店を運営するにあたって、仕入先を決めておく事は非常に重要な事です
- 今までの経験から、選出するも良し
- 新たに、仕入先を選出するも良し
自分が納得のいく、仕入先を書き込みましょう
全ての仕入先を書かなくても良く、扱う量が多いだろうと思われる仕入先を選出しましょう
「取引先名(所在)」は誰から買うのか、「シェア」は仕入れ比率を「掛割合」は売り掛けの割合(支払い条件も記入する)を書き込みましょう
新たに仕入先を、探したいのであれば
- 知り合いからの紹介
- インターネット
- 展示会
などが考えられます
展示会は、期間が決まって要るので時間的に余裕があるのであれば積極的に参加し、より良い仕入先を開拓して行きましょう
展示会の会場は、結構大規模で大掛かりな会場が多いので「自分なんかが参加していいのかな~」って思うかも知れませんが何の問題もありません
展示会の出展者もまた、お客様を求めて出展しているので臆することは何もありません
知らなかった会社や商品を、知る良いきっかけにもなります

ジュエルも、今でも気になる展示会には行くようにしているよ
思いがけない物に、「出会えたり」「出会えなかったり」しますがとても刺激になり、「自分ももっと頑張らなければ生けないな~」と反省することもあったりします
自分のお店にいつも居ると、気づかないこともあったり世の中の変化やトレンドなんかにも、気づけたりしますので展示会の参加はオススメです
時間があれば、是非参加して見てください
アパレルの卸問屋をお探しの方は アパレル卸問屋の紹介 の記事を参考にしてください
健康・美容などの仕入れには【ネットショップ仕入れ】
もご活用ください
当ブログでは、上記以外にも多彩な仕入れ先をご紹介しています ▶ 仕入先を探している方はこちら を参考に検討して見てはいかがですか?
5、従業員の書き方

従業員を雇うのであれば、予想人数を記入しましょう
自分ひとりでやるのであれば、0人と記入しましょう
6、お借入の状況の書き方

現時点での金融機関からの借り入れがあれば、記入しましょう
例えば
- 「お借入先名」○○銀行△△支店
- 「お使いみち」車
- 「お借入残高」76万円
- 「年間返済額」24万円
などと、記入しましょう
無ければ、空白もしくは斜線を引いておきましょう
7、必要な資金と調達方法の書き方

まず、右側の「調達方法」を記入します
これは、どのようにお金を用意できますか?と言う事を記入します
例えば
- 自己資金 ○○○万円
- 家族等の援助 あれば ○○○万円 無ければ空白
- 借入 日本政策金融公庫 ○○○万円 (融資希望額記入)
- 合計 ○○○○万円
などと、記入して行きます
次に、左側の「必要な資金」「見積先」「金額」を記入して行きます
こちらは、用意したお金をどのように使いますか?と言う事を記入して行きます
例えば
設備資金:店舗、工場、機械、車両など ○○○万円(内訳の合計金額)
「内訳」
- 保証金 ○○○万円
- 内外装費 ○○社 ○○○万円
- 機材 ○○社 ○○○万円
運転資金:商品仕入、経費支払資金など ○○○万円(内訳の合計金額)
「内訳」
- 不動産契約費用 ○○万円
- 仕入れ代金 ○○万円
- 人件費等費用 ○○○万円
- 合計 ○○○○万円
などと、記入して行きます
この際、右と左の合計金額は必ず一致する必要があります
十万円単位くらいで、問題ありません
【例文】自己資金・資金計画
実際には書く内容ではないのですが、創業計画書など必要な書類を提出し「融資申請」した後に、後日「面談」があります
その際に、しっかり返答ができるように自分自身で考えて記入することが重要です
✅ OK例文
今回の創業にあたり、自己資金として120万円を準備しています
開業資金総額は約400万円を想定しており、不足分について融資を希望しています
自己資金は、会社員時代に毎月計画的に積み立ててきた資金です
✅書き方のポイント
自己資金30%前後+理由あり=好印象
8、事業の見通しの書き方

この箇所は、実際に出店場所が決まらないと、ある程度の目星が立てれないのが本音です
それに、初めてのお店で「売上」や「経費」などどれ位なのか?判らないですよね~
なので、日本政策金融公庫に「経営指標」と言うものを公開しています
「経営指標」は、業種ごとに基準値が記載されていますので参考にしてください
このサイトから、自分のお店の業種を探して見てください(あくまでも、目安です)
そして、シュミレーションも兼ねてザックリ書いて見ましょう
「創業当初」と「軌道に乗った後」の2種類、書く必要があります
- 売上高
- 売上原価
- 経費 (内訳)人件費・家賃・支払利息・その他
- 利益
それと、「計算された根拠」の記入も必要です
「計算された根拠」は、「何故その数字になったのか」を解り易く書き出すものです
当ブログでは、お店の経営に役立つ知識やアイテム の情報をご紹介しています
お店の経営に役立ててください
売上高
「計算された根拠」 「客単価」x「客席」x「回転数」x「営業日数」で出だすことになります
殆どのケースでは、「希望的な数字」又は「現実離れした数字」に成りがちです

「初めてのことなので、そんなの知るか?」って成りますよね~
でも、きちんと予測することで「数字の大切さ」や「現実」を受け入れ易くなります
人生のかかった重要なミッションですので、真剣に向き合って見ましょう
希望的観測にならないためには、より「説得力のある数字」にする必要があります
問題は、「1日の客数が大体これ位だ」と言う目安が、あるかどうかが鍵になります
実際に、借りる店舗物件が決まったら自分のお店の条件が近い、同業店に視察に行くことが重要になります
この時に重要になるのは、1日どれ位の客数があるのかをチェックします(もちろんそれ以外に見たいところは、参考にしましょう)
【実体験】よりリアルな数字を得る方法
やり方は色々あるかも知れませんが、実体験を基に、よりリアルな数字を得る方法を参考にしていただけたら幸いです

数字に説得力があるのでオススメだよ
「それだけ真剣なんだ」ってアピールにもなるから一石二鳥だね
例えば
1日目
PM3:00~4:00 の「1時間で何人のお客様が店に居て」「何人のお客様が来店している」のかをチェック
それと伝票やレシートなどに「通し番号No.○○○」のような番号が書いてあるので、覚えておきます
2日目
PM3:00~4:00 昨日と同じ時間に行き、前日と同じように「1時間でのお客様の人数」と「来店人数」をチェック
もちろん伝票やレシートの「通し番号」を覚えておきます
これで、何が分かるかと言うと
業種にもよりますが、PM3:00~4:00 って大体アイドルタイム(暇な時間帯)です
この暇な時間帯に、「1時間で何人利用しているか」「来客は何人くらいなのか」が判れば
「客数」x「営業時間」で「1日の少な目の人数」が割り出せます
「2日目の通し番号」ー「1日目の通し番号」=「1日分の伝票枚数が判ります」
伝票は、「1枚で複数人書く」のか「会計ごと」なのか、お店によっても違うので、そこもチェックしておく必要があります
1日分の伝票枚数が判れば、最低1人1枚使うので、おおよその人数も見えてきます
さっきの、「1日の少な目の人数」と見比べながら
- 忙しい時間帯は○○人くらい
- 暇な時間帯は○○人くらい
- 1日これくらいの客数だろう
と、かなりリアルな客数が、割り出すことが出来ます
ただし、行ったお店は数年営業していて常連客も多くいますので、新規店舗の場合は少し少なく見積もった方が良いと思います
これを
「客単価」x「席数」x「回転数」x「営業日数」
に当てて1ヶ月の売上高を計算していくと「説得力のある数字」が出せますので、是非試して見てください
「軌道に乗った後」の売上高も、リアルの数字があるのでうまく記入して行きましょう
開業当初から1.3倍(勤務時の経験から)などと判り易く書きましょう
分からないことは 会社経営者・個人事業主のためのQ&Aサイト【タチアゲ】で専門家に無料相談で解決するのも良い方法です
売上原価
「計算された根拠」 原価率○○%(経営指標を参考)
売上高に対して、原価がこれくらいです
ということなので
「売上高」x「原価率」=「売上原価」
で算出します
経費
経費は、お店の運営のかかる費用のことです
「計算された根拠」
お店によってかかる費用が違うので、「知り合いに聞く」とか「同業の行きつけのお店」に聞くなど、大体の費用を知らべておくとリアルな数字に近づきます
人件費
- 社員○名 ○○万円
- アルバイト○名 ○○万円など
アルバイトは、「自給」x「時間」x「人数」x「日数」=合計金額
家賃
家賃そのまま記入
支払利息
「借入金○○○万円」x「金利」÷「12ヶ月」=1ヶ月の利息
その他
「毎月かかる費用」水道光熱費や宣伝広告費などを記入します
合計
経費の合計金額を記入します
利益
「売上高」-「売上原価」-「経費合計」=利益
で算出します
【例文】売上・利益計画(ここが一番見られる)
説得力のあるリアルな計画が、好印象になる超重要な部分です
ある程度控えめな数字でも経営できるような現実的な計画を心がけましょう
✅ OK例文(かなり評価されやすい)
座席数は15席、1日の平均来店客数は平日40人、土日50人を想定しています
・平均客単価:1,300円
・1日平均売上:約55,000円
・月商:約165万円(30日計算)
人件費率30%以内、原価率35%以内を目標とし、月間営業利益は約20〜25万円を見込んでいます
✅ 書き方の重要ポイント
- 控えめな数字 → 実現性あり
- 利益まで書いている → 高評価
9、自由記述欄

ここには、アピールポイントや悩み相談など、聞いておきたいことがあれば記入しておくと色々教えてくれます
特に無ければ、書かなくても大丈夫です
もし心配なら、この事業にかける熱い思いなど書いておくと良いと思います
創業計画書で融資に落ちる人の共通NG例

日本政策金融公庫の融資において、創業計画書の書き方が悪いことで審査が通らない人には共通点があります
再度、自分の記入方法と見比べて確認して見ましょう
- 売上が楽観的すぎる
- 経験と事業内容が合っていない
- 自己資金が少ない
などが共通点になります
日本政策金融公庫の融資は「一発勝負」です
融資が通らない場合
- 他の金融機関を探す
- 希望の店舗物件は諦める
時間もかかることになるので、失敗しないように事前準備をしっかり行っておきましょう
日本政策金融公庫の融資での融資を成功させるコツ ▶ 日本政策金融公庫の融資での自己資金の目安は? の記事を参考にしてください
創業計画書に不安がある場合の対処法

不安な人はプロに相談するのが近道です
創業計画書は、内容次第で融資結果が大きく変わります
「これで本当に大丈夫か不安…」という場合は、開業支援のプロに一度チェックしてもらうのもオススメです
融資全体の流れを知りたい方は 日本政策金融公庫で融資を通すコツ の記事を参考にしてください
専門家に無料相談で解決する ▶ 融資が通るように対策を打つことも大切です
日本政策金融公庫の融資申請には「創業計画書は必須!」

日本政策金融公庫で融資を、お願いする際は必ず創業計画書は必要になります
創業計画書の書き方が分からないと、実際に書かなければならない時に困ってしまいます
なので、時間に余裕がある開業前に、一度書き方を練習しておくと良いと思います
実際に、借りる店舗物件が無いと書けない箇所もありますが、一度書いてみると「融資を受けるのって大変なんだな~」って実感します
そして「この人なら貸しても、返して貰えるだろう」と思って貰えるような人を目指しましょう
実際、融資を受けると言うことは、借金が出来ると言うことなので、「本当に返済出来るかな~」って弱気になってしまうかも知れません
逆に、「必ず返済してみせるぞ」っとやる気を出すかも知れません
借りた以上は、必ず返済しないと行けないので弱気になってる場合ではありません

ジュエルは借りた金額が少なかったので、それほど弱きにはならなかったよ
それよりも、やらないと行けないことが「次から次へと進行していく」ので先回りして、進めるように行動するのに追われてしまいました
実際、店舗物件を探して見つかると、すぐに金融機関に融資の申し込みをすることになります
「申し込み」「面談」などが終わって、時期にも寄るかもしれませんが、大体2週間くらいで融資の結果が出ます
結果が出たら、即店舗契約を行い、店舗内装業者にお願いして内装工事が始まります
このように、決まるとすぐに多くの人を巻き込んで事が進みます
初めての経験が多く、「あなたが決断しないと進まない」こともあります

ジュエルは、「自分のお店が持てる喜び」と「新しい経験ができる喜び」で、すごく楽しい期間だったかな・・
とにかく「やらなければ行けないこと」が多く、忙しかった記憶は今でも忘れません
なので、「やれる時にやるべきこと」は事前にやっておくことを強くオススメします
店舗内装工事中ってやること多いので整理して、計画的に進めることが成功の秘訣 ▶ 店舗内装工事中にやるべきこと8選 の記事を参考にしてください
創業計画書の書き方を覚えたら、一度書いて見ることが重要
「創業計画書」の書き方を覚えたら、一度書いて見ることで今自分に足りていないものが見えてきます
足りていないものは、まだ補うことが出来るので今のうちに済まして置きましょう
これが土壇場になって「判らない」ってなったら、融資が通りませんので最悪です!!
動き出したら、多くの人が関わることは忘れないでください(みなさんに迷惑をかけてしまう)
ちなみに店舗デザイン会社を雇うと、「銀行融資のお手伝いもしてくれる」ところも多いです

そりゃ~銀行融資が通らないと、仕事が無くなっちゃうもんね
銀行融資を通すことも、店舗デザイン会社の仕事の一つと考えてくれる所も多くあります
1人ではないので、心配しなくても大丈夫ですよ(みんなが手伝ってくれます)
でも、肝心の所は自分で考えなくてはいけません(経営者になるんですから)
「頼りになる経営者」になるために、一度経験がてら書いて書き方を覚えてしまいましょう
開業準備をまとめて確認する ▶ 店舗開業に必要な初期費用について の記事を参考にしてください
まとめ|創業計画書は「準備」で決まる
まずは一度練習がてら、試しに創業計画書を作成して見ましょう
一度書くと、書き方を覚えられますし、きっとまだやらなければ行けないことが抜けていることに気づくはずです
抜けているなら補うだけの時間はまだあります
実際に、良い店舗物件があったらすぐに資金調達をしないと誰かに取られてしまいます
その時になって、創業計画書を一から作っていたら、抜けている箇所に気付いたとしても時間がかかってしまい、誰かに先を越されてしまう可能性もあります
一度経験しておけば、どんな内容のことを書けば良いかも解っているので、作成に時間がかかりません
どこでどんな予定が入ってくるか判りません
自分の予定通りには、進まないものです
やれることは事前にやっておくことを強くオススメします
店舗物件発見した方は ▶ 店舗物件の本契約までの流れの記事へ




