内装工事中に何をすべきか

*プロモーションを含んでいます
開業準備中

こんにちは。飲食店を開業し経営しているジュエルと言います

いよいよオープンまで、残りわずかと成って来ました

「内装工事中」って何をすれば良いのか?

ハッキリ言って、やること多いです!

判っているようで、解っていないケースもあると思うので

解り易く解説して行きたいと思います

業種によっては、「+@」があるかも知れませんが

その場合は、追加する形で組み立ててください

経験上から、飲食店開業の内容が多いかと思いますが

自分の業種に必要な物などを、考える役に立てれば幸いです

それでは、早速始めて行きます

電気・水道などの開通

工事が始まると、電気や水道などが必要になります

内装業者と確認の上、名義変更と開通のお願いしておきましょう

内装業者によっては、こちらで開通しますので

後日、「名義変更をして下さい」といわれるケースもあります

必ず工事には、欠かせないインフラですので忘れずにやりましょう

ガスは、工事には使わないので

営業で必要な場合は、オープン日までに名義変更と開通をお願いしましょう

集客・販促は、既に始まっている

内装工事中は、実にやることが多く忙しいです!

急に他の業者との、「打ち合わせ」や「工事中のトラブルの対応」など突然やって来たりします

その度に、予定が狂ってしまい

「まだあれもやっていない」「これもやらなければいけない」とオープンまで続く大忙し!

準備不足が仇となる日々が続きます

ジュエルが散々言ってきたことが、分かるでしょ!

「出来ることは後回しにせず、やれる時にやっておきましょう」

この言葉の意味を、理解できる時が工事中に現れます

後になって、後悔しても遅いよ!

事前に、出来ることはやっておきましょう

「オープン日は決まって要るので、何とか間に合わせるのに必死」です

ですが、既に営業は始まっていると考えてください

実は、オープン後の売上に関わる大きな問題です

このお店をアピールする絶好のチャンスですので

このチャンスを逃す手はありません

集客・販促は、工事中に行うことで

お客様も興味が沸いて来ます

看板

工事中に、A看板などでお店の宣伝をしましょう

  • どんなお店なのか
  • オープン日は何時なのか
  • クーポンなどを看板脇に添えて置く
  • お店のチラシを、看板脇に添えて置く

など、どんなお店なのか知って貰うことは

オープン後の売上に直結する、需要な要素ですので必ずやりましょう

但し、工事作業の邪魔にならない程度にしましょう

作業員の方に「看板の出し入れをお願いしておく」と、毎日行かなくても良いので相談して見ましょう

SNS・ホームページなどの発信

今では、当たり前に成っていますがSNSでの宣伝は有効です

何しろ、お金がかからず多くの方にお店を知って貰えるのでやらない手はありません

但し、直ぐには広まらないので早めに始めておく事が重要です

「住所だけでは弱い」ので、「地図などを作成」して発信した方が

見る方には、「分かり易い」し「記憶に残り易い」のでオススメです

時間に余裕があれば、ホームページを作成するのも有効です

ホームページがあるかないかは、お店の安心感にも繋がります

合った方が良いですが、作成している時間は無いと思うので、オープン後でも良いと思います

特に、「お店の写真」は工事が終わったら何も無い状態と

設備や機材などを配置した際に撮っておきましょう

一番内装がきれいな状態なので、この時に撮って置かないと、この先汚れていく一方なので

きれいな写真を「プロにお願いするも良し」、「自分で撮るも良し」必ず撮っておきましょう

この写真を、ホームページやSNSなどで利用しましょう

お客様は内装工事中が、一番気になっている

お客様は、お店の工事をしている時が一番興味があります

次は、「どんなお店が出来るのか」楽しみにしている方も要ると思います

なので、テナントにも寄りますがブルーシートをあえて外して

「工事している過程」を見て貰うことで、より興味を持って貰うと宣伝効果も高まります

テナント物件によっては

「ブルーシートをして工事をしてください」と言われる物件もありますので確認しておきましょう

一番気になっていると言うことは、オープン日を提示した場合は

約束は守るようにしましょう

オープン日を少しずらすなどは、極力避け

「約束は守るお店」と言う「信頼を得る」ようにしましょう

機材などの購入

営業に必要な機械類などは、こだわり等もあると思います

開業当初の方が、銀行融資も受け易いので

必要な機械類には、ある程度「こだわる事も必要」です

メーカーや高品質な製品が出来るなど、高価な製品には付加価値があります

一流の職人や選手などは、「道具も一流の物」を使います

それによって、多くの信用や活躍が出来るようになることを知っているからです

儲かってから買うという選択肢もありますが

大方なかなか購入できません

本来やりたくて開業しているのに、やりたい商品が製造できないのであれば本末転倒!

とは言え、限度はありますので

  • どこまでの商品で勝負できるのか?
  • 予算的にどこまでならこだわれるのか?

などを吟味して、納得の行くような営業が出来るようにしましょう

ケチったが為に、その代償が大きな物になってしまうかも知れません

時に、こだわる事も必要です!

換えの利く物は、節約

大きな買い物をしてしまった以上、何かを節約しなければ行けないような物も出てきます

替えが利くような物は、出来るだけ節約するべきです

100円ショップなどでも、工夫すれば利用できる物も沢山あります

お店は、自宅とは異なり

高価な物を置いたとしても、閉店となれば全て捨てる事になり残りません

お店のコンセプトが、高級店なら別ですが

コンセプト見合わないような物に、お金をかけるのは意味が無いように思います

「こだわる物」と「こだわらなくて良い物」をしっかり区別しましょう

小さな金額でも、沢山購入すれば大きなお金が必要になります

こういうお金は、案外馬鹿に出来ません!

出来るだけ、運転資金にお金を残すようにしましょう

販促メニューの決定

多くの方は、お店を開業するために

沢山勉強や実践を積んで来たかと思います

お店の開業は、今までの経験の集大成です

実際に働いて得た物、自分で勉強して得た物など沢山ある中で

営業方針を決定しなければ行けません!

自分には

  • どんな事が出来るのか?
  • どんな商品を生み出せるのか?
  • どんなサービルを提供できるのか?

など、引き出しは多いに越したことはありません!

出来るだけ多くの物を、リストなどにしてまとめておきましょう

その中から、「一部」を開業当初のメニューに組み込むことになります

自分が何故開業したいと思ったのか?

きっとやりたいことが合ったに違いありません

それを、うまく伝えられるようなメニュー構成にする方が良いと思います

残りのリストは、開業後にお客様を飽きさせないような工夫として使うことになります

恐らくは、全て使い果たしてしまうことになりますので

リストは多ければ多いほど良いので、色々なことを常に考えておきましょう

メニュー表・チラシ・販促カードの作成

メニューが決まったら

  • メニュー
  • チラシ
  • 販促カード(スタンプカードや店舗カードなど)

などを作成することになります

メニュー表は、自分で作成するのか?外注するのか?良く考えて行いましょう

PCが使えるなら、自分で作ったほうがお金の節約には成りますし

突然変更しなければいけない時の対応も、すぐに出来るので作れるように成っておく方が

のちのち楽にはなります

自分で作成したデータを、印刷通販サイトで印刷して貰うと

出来上がりは、綺麗ですし、紙の素材も全然違うのでオススメです

自分で作成できないのなら、業者にお願いする他ありません

その際は、事前に外注業者を選択しておくとスムーズに事が進みます

忙しい最中、色々作らないと行けないのは仕方ないですが

事前に用意して置く事が可能であれば、ぐ~んと楽になります

背景やデザインなどは、作っておくことは可能です

その後、必要な物だけ入力すれば時間の短縮にもなります

事前の準備をしておきましょう

人材の確保

今どの産業でも、人材不足が深刻です!

最低賃金では、人は集まらないケースは多々あり

金額を上げても、全然集まらない状態です

人手をどのように確保していくのかは、事前に準備が必要です

ビックリするくらい、集まりません

お店によっては、募集かけても全然集まらないので「閉店」を余儀なくされているお店は沢山あります

募集をかけても集まらない場合、自分一人でやるしかありません

そうなった場合の、可能性も考えておきましょう

募集で運良く人が確保できた場合は

大切に育てて「来てくれてありがとう」と言う感謝の気持ちを、忘れないようにしましょう

資格などの取得

営業に関わる必要な資格は、事前に用意しておきましょう

物件が決まらないと、必要かどうか判断できないケースもあると思いますので

合間をぬって取得しておきましょう

防火管理者などは、建て物の収容人数に応じて必要になるケースがあります

講習を受けるだけなので、特に難しいことはありません(時間を要します)

業種によって、必要な資格が違いますので確認しておきましょう

必ず、確認しよう!

飲食店の場合

「食品衛生責任者」の資格が必要です(1店舗に1人以上、店舗の掛け持ちは出来ません)

「食品衛生責任者」に成る事が出来るのは、以下の資格保持者です

  • 調理師
  • 製菓衛生士
  • 栄養士
  • 船舶料理士
  • と蓄場法の規定する衛生管理責任者
  • と蓄場法の規定する作業衛生責任者
  • 食鳥処理衛生管理者
  • 食品衛生管理者又は食品衛生監視員の資格要因を満たす者

以上の資格が無くても、「食品衛生責任者要請講習会」を受講することで資格を得られます

各都道府県の食品衛生協会のホームページで確認しましょう

営業許可などの、営業に必要な申請

営業許可証の申請は、絶対に忘れないで下さい

飲食店の場合は、恐らく内装業者が図面を持って

所轄の保健所に、営業許可が降りるかどうか確認してから工事を始めているはずです

必ず、内装業者に確認しましょう!

もし保健所に確認していない場合、検査で引っかかったら直さなければ営業許可がおりません

時間も費用も無駄になりますので、「工事前に必ず保健所で確認」して貰うようにしましょう!

これは、あくまでも確認であって申請ではありません

今度は、自分で管轄の保健所に行って申請します(工事中の早い段階で申請しておきましょう)

営業許可証に必要な書類を提出します

  • 食品衛生管理者に該当する資格
  • 営業許可証の申請書
  • お店の図面や配置図など
  • 水質検査成績書(貯水槽や井戸水を利用する場合)ビルの管理会社や大家さんに問い合わせ
  • 登記事項証明書(法人の場合)

これらを提出後、排便検査があります

排便検査に問題が無ければ、日程を決めて後日お店の「立ち入り検査」があります(内装工事終了後)

立ち入り検査では

  • トイレ・厨房内に手洗い所の設置
  • 客席と厨房の仕切りがあるか
  • 戸棚には、扉が付いているか
  • 冷蔵・冷凍庫内の温度計の設置
  • 二層式シンクの設置
  • 水・お湯の切り替えが出来るか
  • 蓋付きのゴミ箱の設置
  • 換気扇の設置(喚起窓の設置)

など、「必要な設備」や「衛生管理上に必要な物」が設置されているかを確認されます

特に問題が無ければ、オープン予定日前までに

営業許可証が発行されますので取りに行きましょう

もし問題があって、駄目だしされた場合は

後日「再度立ち入り検査」の後、営業許可証が発行されます

その場合、オープンをずらさなければ行けなくなりますので

「駄目だしされないように」注意しましょう

ちなみに、営業種類によって支払う金額が違います

大体、数千円~3万円以下くらいだよ!

都道府県によって金額は違いますので、事前に確認しておきましょう

有効期間も、5年~8年と比較的長いので更新をするのを忘れないように気を付けましょう

更新時は、1ヶ月前までに営業許可証と更新料を持って所轄の保健所で手続きし

その後「立ち入り検査」の後、新しい営業許可証が発行されます

更新を忘れて無許可営業をしていた場合

2年以下の懲役、又は200万円以下の罰金」を科せられる可能性があります

くれぐれも忘れないよう気を付けましょう

開業届出書などの提出

お店の開業をしたら、1ヶ月以内に所轄の税務署に「開業届出・廃業届出書」を提出しましょう

納税地を所轄する税務署に、提出する必要があります(個人の場合、自宅が納税地)

忘れずに行いましょう

A1-5 個人事業の開業届出・廃業届出等手続|国税庁 (nta.go.jp)

「開業届出・廃業届出書」は意外と活躍する大切な書類です

お店の存在を確認するのに、提出を迫られるケースもありますので

無くさないように、大切に保管しましょう

まとめ

内装工事中は、やることがとにかく多いです!

「急な打ち合わせ」や、「思いがっけ無いトラブル」など予定を狂わせる事もあります

事前にやるべきことが、解っていれば事前に備えておくことも出来ます

出来るだけ「事前に準備できる物」は、後回しにせず用意しておくことを強くオススメします

時間を有効活用し、予定をうまくこなせる様に工夫しましょう

税理士紹介センター

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