テナント物件の発見から契約までの、流れを把握しておこう

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開業準備中

こんにちは。飲食店を開業して経営しているジュエルと言います

このページでは、「本契約までに一体何をすれば良いのだろうか?」

と言う、全体像を掴んで貰いたいと思います

中には、同時進行で進めなければならない物もあります

実体験での説明になりますので、人によっては前後する物もあるかも知れませんが

やるべきことは同じです

では早速、解説して行きたいと思います

テナント物件の内見

契約したいテナント物件に出会えたら

直ぐに、不動産屋さんに「内見の申し込み」をしましょう

その際に、必ず「内装業者に同席のお願い」して

一緒にテナント物件の確認することをオススメします!

素人では判らないような、プロの目で隅々まで見て貰い

  • 「直す所」が多くないか
  • 「予算内」に収まりそうか
  • 営業中に問題が起こらなそうか

など確認しておきましょう

内装業者に見積りを依頼

特に問題が無さそうなら、デザインの図面・見積りの依頼をしましょう

「内装業者の探し方」にも、詳しく書いてありますが

内装工事の予算は、低めに伝えておきましょう

大体、予算はオーバーして来ますし、あれもこれも必要な物が出てきます

それも、想定しておくと想定の範囲内に収まり易くなります

予算は、余裕を持って伝えておくことをオススメします

図面・見積りなどは、大体2週間程度かかると思います

テナント物件の申し込み

内装業者に見積もり依頼と同時に

不動産屋さんには、「テナント物件の申し込み」もお願いしておきましょう

この際、自分が「何番手」なのかは重要になります

1番手なら問題ありませんが

2番手以降の場合「1番手の人が諦めない」とテナント物件を押さえられません!

2番手以降の場合、その旨を内装業者に伝えておき

1番手になってテナント物件を押さえられたら、見積りをお願いするなど

内装業者と打ち合わせておきましょう

「無駄な見積りの依頼」を避けるように配慮しましょう

テナントの申し込みは、「申込書」を作成して提出することになります

書く内容は、不動産屋さんによって違いようですが

  • 氏名
  • 住所
  • 年齢
  • 職業

などです

ジュエルの場合、保証会社の申込書も一緒に提出させられたよ!

その場合、連帯保証人の記入欄などもありますので

事前に、連帯保証人などの名前・住所・年齢・職業・勤務先などの

情報は用意しておくと安心だよ!

あくまでも、「契約する意思確認」での書類ですので場合によっては「キャンセル」も出来ます

それと、家賃無料期間(フリーレント)

大家さんにお願いするのは、申込み時に交渉する旨を伝えて起きましょう

「フリーレント」とは、「一定期間家賃を無料」で良いですよ!と言うものです

「1ヶ月~3ヶ月程度」が多いようです

これは、基本的にはありません!

「工事中、収入がないので一定期間だけ無料で良いですよ!」

と言う「大家さんの御好意」です

合って当たり前ではありませんので、「ありがとうございます」と感謝しましょう

審査

申込書を基に、大家さんが貸すか貸さないか判断する事になります

ジュエルの場合、一度お会いしたいと言われたので

面談と言う形になりました

そこで、フリーレントのお願いをし1ヶ月の承諾を得ました

ありがとうございました。

大家さんからすれば、自分の財産の一部分を貸すわけですから

「金銭的な事情」や、「契約内容を守って貰えそうな人なのか」などの判断をすることになります

場合によっては、「貸しません」となることもありますので心して置いてください

手付金

物件にも寄りますが

申込書の提出の際に、数千円~家賃1ヶ月分程度のお金を不動産屋さんに預けるケースもあります

このお金は、「預かり金」「手付金」「申込金」「申込証拠金」などと言われています

支払ったからと言って、順位が上がるわけではありません

仮に、不成立の場合は返還されます(念のため、預り証を貰いましょう

成立した際は、必要な費用として取り扱われます

銀行融資の申請

内装業者から図面や見積りが出揃ったら、実際に工事をお願いする業者を決定します

見積りなどの、価格交渉なども終わったら

その見積りを基に、創業計画書を作成し

金融機関に融資の申請を行います

「融資申請」→「面談」→「融資確定」→「指定の口座に振り込み」

このような流れで、進みます

混み具合にも寄りますが、2週間~1ヶ月位かかります

内装業者によっては、見積りを作っている間に

「仮の見積書で銀行融資の申請を済ませて仕舞いましょう」と言って

「仮の見積書」を作ってくれる業者もあります

かなり時間の節約にはなるので、助かります

特に、「融資金額」が変わらなければ問題ありません

内装業者の金額を、後になって確認されるような事はありませんので安心してください!

ジュエルも見積りが出る前に、「仮の見積書」で銀行融資を済ませたよ!

2週間程度で、融資が決まり

その頃に、見積りが出揃う形になって時間の節約が出来て良かったよ

空いた時間には、内装業者と打ち合わせの時間などに取れて

少し余裕を持って事に望めた記憶があります

融資が確定したら、内装業者と詳しく打ち合わせをして

実際に、「工事が着工できるのは何時なのか?」必ず確認しておきます

その予定に合わせて、「テナント物件の本契約」の時期を少し調整しながら

出来るだけフリーレント内に、工事が終わるように調整しましょう

テナント物件の本契約までに必要な物

個人の場合

契約者の住民票・身分証明書・本人印鑑(不動産屋によっては、「実印」その際は「印鑑証明書」も)

連帯保証人の印鑑証明・実印

法人の場合

法人の謄本・印鑑証明書・決算書のコピー・印鑑

連帯保証人の印鑑証明書・実印

契約までに用意が必要なお金

  • 礼金  (家賃の0~2ヵ月分) 物件によりある場合もあります
  • 保証金  (家賃の3~10ヶ月程度)
  • 造作費用  (居抜き物件の場合 前オーナーに支払います)
  • 仲介手数料  (家賃の1ヶ月分)
  • 前家賃  (家賃・管理費1ヶ月分)
  • 損害保険  (物件により、入らなければ行けないケースもあります)
  • 保証会社  (物件により、入らなければ行けないケースもあります)

本契約

「重要事項説明書」の説明は、必ず真剣に聞きましょう

「重要事項説明書」とは、「物件の概要」や「契約内容」を記載した書類で

不動産屋は契約前に

「宅地建物取引士」と言う資格を持っている人が、「取引士証」を提示して説明する義務があります

その際、疑問に思ったことは直ぐに質問して

理解し納得のできるようにしましょう

「定期借家契約(更新のない契約)」の場合、ここで詳しく説明されます

その後、「賃貸借契約(本契約)」に記入・捺印する運びとなります

この際も、良く内容を確認して解らない事は聞いて

基本的には、契約のキャンセルはできませんので

納得してから、契約しましょう

契約後、どうしてもキャンセルしたい場合は

保証金以外は、返って来ませんのでご注意ください

必要なお金のやり取りは、「契約当日までに入金」か「手渡し」になると思います

不動産屋さんによっても違うと思いますので、確認しておきましょう

まとめ

気になるテナント物件が見つかったら

  • テナント物件の内見
  • 内装の見積り(各社)
  • テナント物件の申込
  • 内装業者を決定
  • 銀行融資の申請
  • テナント物件の本契約
  • テナント工事開始

と多くの方を巻き込んで、どんどん「事」は進んで行きます

本当に動き出したら早いので、「出来ることは事前に済ましておく」など

前もって準備をしておくことを、強くオススメします!

うまく時間を節約して、その時間を他の事に利用するなどの工夫も大切です

初めてのことなので、後手に回ることもあるかも知れませんが

テナント物件発見~テナント工事開始までの流れが解っていれば

うまく調整しながら、進めると思いますので後悔しないように

自分の思うように、進めていきましょう

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