こんにちは。飲食店を開業し経営しているジュエルと言います
このページでは、お店を開業するに当たってお店の「コンセプトがいかに重要なのか」と言う事を
自分の経験を元に、解説して行きたいと思います
お店を開業するために、とても重要な部分です!
考えることには、お金はかかりませんので
ゆっくり考えてみましょう
コンセプトの無いお店は、すぐに無くなる(3年で7割閉店する現実)
お店を開業するために必要なものは、コンセプトをしっかり固めることです
コンセプトが、甘いとお店の方針が解らなくなってしまいます
そもそもコンセプトとは何か?
「どんなお店をやりたいか」と言うことです
「そんなの、すぐにできるよ」と思うかも知れませんが、かなり重要です
コンセプトがはっきりしていないと、お客様に伝わりにくく
「何がしたいお店なのか」良く判らないお店になってしまいます
良く判らないお店に、お客様は来ません
お店を開業後、「3年で7割のお店が閉店している」と言うのが現実です
その多くが、計画の甘さにあります
長年働いてきた業種で、「経験やノウハウがある」と過信し過ぎて、計画が甘くなってしまうこともあります
もちろん「経験やノウハウがある」ことはすばらしい事なのですが
あくまでも、
- 「働いていたお店や会社の名前」
- 「長年かけて、常連客の沢山付いているお店」
での経験です
新規でお店を開業すると言うことは、自分のことは誰も知らず
「どんなお店で働いていたのか」「どんなことが出来るのか」など、誰も知りません
「一から全てを創める」のでやったことの無いことばかりです
「経営者になる」と言う事は、全てを一から創り出さなければ生けません
いざお店の開業に動き出すと、やらなければ生けない事が、いっぱいあります
忙しさのあまり、コンセプトが甘くなってしまうケースが少なくありません
そうならない為にも、早めにコンセプトはより明確にしておきましょう
どんなお店をやるのか?
「どんなお店をやるのか」と言うこのを、少し噛み砕いて考えてみましょう
業種(何を売りたいのか)
業種とは、飲食店、小売店、美容店・理容店、電気店、エステ、アパレル、マッサージ、金融
など数えたら切が無いくらいあります
飲食店や小売店などは、その種類も多くあるので
カフェ、ラーメン店や輸入雑貨、食料品など、もっと明確にしておきましょう
まずは、「自分が何を売りたいのか」と言う、大まかな分野を選び出しましょう
業態(どうやって売るのか)
業態とは、「商品やサービスの売り方」になります
- 店頭販売
- ネット販売
- 移動販売
- イベント販売
など、「商品やサービスをどうやって売るのか」と言うことです
例えば、店頭販売でも
- 時間をかけて、ゆっくりくつろぎながら販売するのか
- 手短に、スピーディに販売するのか
など、より明確にする必要があります
ここまでが甘いと、この先がもっと甘くなるので、しっかり考えておきましょう
差別化が重要のなる
業種・業態が決まったとしても、世の中には同じようなお店が沢山あります
自分のお店を利用して貰うためには
同業店ではなく、自分のお店に来たくなるような差別化が必要です
差別化は非常に難しいところですが、無いとお客様が自分のお店を選ぶ理由がありません
「同業と同じようなら、どっちでも同じ」になってしまいます
自分のお店に来たくなるような差別化は、絶対に必要!
差別化は、「自己満足の判りにくい物」ではなく
「誰にとっても判りやすい」必要があります(明らかに他店とは違うもの)
判りやすさが、お客様を呼ぶようになります(行きたくなる理由になる)
誰に?どこで?売るのか
「何を?どうやって?売るのか」が出来たら
次は、「誰に?どこで?売るのか」考えて見ましょう
誰に売るのか?
要するに、ターゲットとする人です
- 学生相手なのか
- サラリーマン相手なのか
- 主婦相手なのか
- 高齢者相手なのか
- 高収入のリッチマン相手なのか
- 外国人観光客相手なのか
などターゲットは、さまざまです
ターゲットが決まらないと、お店の開業予定地が定まりません
ターゲットが要る地域に、お店を開業しないと
そもそもターゲットがいません
当たり前だよね!
何処で売るのか?
ターゲットがいる場所を、選びます
例えば、サラリーマン相手のお店を予定しているのに
昼間サラリーマンのいない、住宅街にお店を開業してもターゲットがいないのでダメ!
と言うことです
場所選びは、とても重要だよ!
お店の開業予定地は、沢山候補として選んでおく事をオススメします
と言うのも
例えばサラリーマンをターゲットとした場合
良くニュースなどでも見る、東京の新橋はサラリーマンの町として有名です
「ここにお店を開業したい」と思っても、テナントの数は決まっているので
まず物件は、出回っていません(テナントが開いてない)
仮に会ったとしても
物件を内件しようと連絡しても「すでに決まってしまいました」
などと、すぐに物件を押さえられてしまいます
多くの創業者の人が、お店を開業するに当たって一番大変だったことは?
と問うと、「物件探し」と答えるくらい
理想的なテナントは、見つかりません
なので、候補地は複数考えておいた方が良いです
ジュエルも、「物件探し」には、すごい苦労したよ~!!
このまま見つからないんじゃないか?
と思うこともありましたが、何とか見つける事ができ、ホッとした記憶があります
「理想的な物件を見つけるのに3年かかった」と言う人の話を聞いたことがあります
それくらい、「理想的な物件には出会えない」と思っておいた方が気が楽になります
物件探しの話は、またの機会にします
とにかく、コンセプトをしっかり明確に考える事が、最優先です
まとめ
コンセプトは、とても重要です
「コンセプトの無いお店は、すぐに無くなってしまう」と言う現実
お店を開業して、「3年で7割が閉店」している事実
主に、計画の甘さが原因です
そうならない為にも、コンセプトをしっかり明確にしておきましょう
コンセプトの作成には
- 業種(何を売りたいのか)
- 業態(どうやって売りたいのか)
- 差別化は、判りやすいことが重要(自分のお店に来たい理由になる)
- 誰に売りたいのか
- 何処で売りたいのか
簡単そうで、非常に難しい問題です
お店の要になる部分ですので、焦らずゆっくり考えておきましょう