内装業者の探し方

*プロモーションを含んでいます
開業準備中

こんにちは。飲食店を開業して経営しているジュエルと言います

このページでは、「内装工事会社」や「デザイン会社」の選ぶポイントを

実際の経験を交えて解説していきたいと思います

「内装工事会社」や「デザイン会社」に知り合いないよ~!

と思う方が多いと思いますが、探し方や選ぶポイントなども解説しますので

ご安心ください

では、早速始めて行きましょう

テナント物件探しと平行して、内装業者も探しておこう

内装業者は、テナント物件探しをしている時に探しておきましょう

いざ良さそうなテナント物件が現れた場合

「内見に同席」して貰い、良ければすぐにテナント物件を押さえて

内装の図面や見積りなどを、すぐに出して貰う必要がある為です

大体2週間くらいで、出来上がります

その結果を見て、最終的にお願いする業者を決定することになります

図面や見積りに、納得がいかない場合

最悪、2番手が要ればもって行かれてしまうかもしれません(テナント物件を諦める事に)

そうならない為にも、予算を伝えておいて

その枠内で、出来るのかどうか確認しておきましょう

良心的なところでも、予算を少しオーバーしたりするので

多少のオーバーを、想定内にするように

低めに、伝えておくことも必要です

必ず、あれもこれも必要な物も出てくるので

内装業者マッチングサイト

ジュエルの場合、飲食店の出店だったので

など、ネットで検索すると結構あります

自分が良いと思うところで、店舗を探してください

複数登録しておくと、良いと思います

ジュエルも、そうしてたよ!

それぞれのサイトにしかないテナント物件もあるので、複数登録しておくと良いよ

飲食店でお探しの方は、飲食店.comはオススメです

飲食店に必要な、店舗探し・仕入先・厨房設備・内装マッチングなど

飲食店で必要な物は大体取り扱っています

内装マッチングサイトでは、「デザイン会社」とのマッチングになります

「どのようなお店を作りたい」のか選択すると

その条件なら、「私にやらせて下さい」とオファーが沢山来ます

オファーされた会社の「今まで作ってきたお店の写真」や「会社の実績・お店を作る思い」などで

取り合えず判断する事になります

全部受けても良いし、最低3社くらいは残そう!(あまり多いと後々大変です)

この段階は、まだ決定した訳ではなく

あくまでも、依頼するかもしれない「候補」です

最終的には、「デザイン」や「見積り」などで「仕事依頼」を決める事になります

内装業者の見分け方

マッチングサイトなどで探す場合は、ある程度実績で判断できるのですが

例えば、「知り合いから紹介された」とか「自分で探した」などの場合

今まで「どんなお店を作ってきたのか」と言うのは、かなり重要になります

業種が違うと、デザインや導線、必要な物などが違うので

出来上がったら、「すごく動き難いお店」になってしまいます

例えば、アパレルを強みとしている業者に、飲食店を作って貰っても

  • 導線
  • 水周り
  • 収納
  • バックヤード
  • 流行

など、「やっつけ」的な仕事になってしまう可能性はあります

内装業者が、「どんなお店を得意としているのか」は重要視しておくべきです

仮に、飲食店でも業態が変われば事情も変わります(必要な物も変わります)

「カフェ」なら、カフェ店を

「居酒屋」なら、居酒屋店を

「焼肉」なら、焼肉店を

作ってきた会社を選んだほうが、失敗をする確立は低くなります

必要な物が変われば、おのずと導線から何から全て変わります

実績は、かなり重要です!

デザイン会社(デザインのみ)

デザイン会社は、「設計事務所」「インテリアデザイン会社」があります

設計事務所

主に、建物の設計が主体です

お店の内装のデザインは、得意分野ではないので断られる可能性もあります

インテリアデザイン会社

主に、お店などのデザインが主体です

但し、「デザインのみ」で工事は別に探す必要があります

デザイン会社に書いて貰った図面を

工事を請け負う「内装工事会社」に持って行き、それを元に内装工事をして貰うことになります

内装工事に2社入る事になるので、割高になる可能性があります

更に、時間も掛かるのであまりオススメできません

内装工事会社

内装の工事のみを、専門に請け負う会社

工事には強いが、デザインには弱い会社が多い

中には、両方出来る所もあると思うので、確認は必須!

デザイン会社と内装工事会社(デザインと工事両方)

マッチングサイトの「デザイン会社」や「内装工事会社」の多くは、これに当たります

元々デザイン会社に、「工事部門を作った」のか

元々内装工事会社に、「デザイン部門を作った」のかは会社によりますが

デザインと工事を、両方できる会社です

1つの会社で、完結するのでとにかく話が早いです

細かい注文にもすばやく対応してくれて

コストダウンなども、図面作成の段階から考えて貰う事も可能です

とにかく1つの会社が、両方できるので工事完了までが早く済みます

但し、「工事するチーム」や「今請け負っている現場」をどれだけ抱えているのかによっては

時間がかかるケースもあるので、決まり次第すぐに動けるのか

必ず聞いておきましょう

今職人さんが、少なくなっていると聞きます

会社によっては、3ヶ月待ち

なんて話は聞いたりしますので、必ず「どれくらい時間がかかる」のかは聞いておこう!

お金が発生する箇所を確認しておこう

「どこからお金が発生するのか」必ず確認しておきましょう

基本的には、デザインや見積りはお金が発生しない事が多いです(1回なら)

業者によっては、うちの会社を使ってくれるなら「無料」で良いけど

他に任せるなら、お金を頂きます

と言って来る会社もあると聞きます

必ず、どこからお金が発生するのかは確認しましょう

デザインや見積りには、とても時間のかかる作業なので

テナント物件が決まってないのに、何度もデザインと見積りを作って貰うのは

とても嫌がられ、場合によっては向こうから

「もう勘弁してください」とお断りされるケースもありますので

「このテナント物件なら借りたい」と思えるテナント物件と出会えたら、お願いしましょう

テナント物件が良ければ、見積もり依頼をお願いしよう

「問題なければ借りたい」と思えるテナント物件と出会えたら、

不動産屋さんに内見の申し込みを行いましょう

その際、内装業者の人に同席をお願いして一緒に内見します

ジュエルは、内装業者3社決めておきました

始めの内見は、1社のみで確認して貰い

問題なさそうだったので、このテナント物件に決めて

後日時間をいただき、残りの2社にテナント物件の確認をお願いしました

スケルトン物件の場合は、物件の設備や状態などを確認して貰い

「予算内に収まりそうか」など大まかな事は、確認しておく方が良いです

居抜き物件の場合は、物件の設備や状態の確認もそうですが

  • 使えそうな物があるのか
  • 処分にいくら位かかりそうか
  • 予算内に収まりそうか

など確認しておきましょう

基本的には、備品などは全部処分すると思います

例えば、飲食店の場合

厨房の防水加工は、結構高く付くので利用できるなら利用すると費用が抑えられます

トイレの位置も利用するでしょう

あえて位置を変えなくても利用できるように、工夫すれば費用は抑えられます

位置を変えると成ると、相当お金がかかります

場合によっては、スケルトン物件の方が安く作れるケースもあるので

内見の際、内装業者に確認しておきましょう

最終的には、内装業者全社にテナント物件を見に来て貰って

「テナント物件のサイズ」や「周りの環境」など情報を確認して貰います

そして、デザインの「図面」と「見積り」を作って貰うようにお願いします

ジュエルは、残りの2社を相手の予定を確認して

日程を決めて、時間を30分ずらして確認して貰ったよ!

同じ時間で、複数社入れるのは止めたほうが良いです

できれば、顔を合わさないように配慮しましょう

内装業者を何社候補にしても良いのですが

あまり多すぎると、時間がかかってしまうので大変になります

(打ち合わせ・内見・見積り確認・時間調整など)X 候補社数

3社~5社くらいにしておいた方が、良いと思います

内装業者は、最低3社から見積もりを取る

見積りは、最低3社から取るのはビジネスの基本でもあります

比較ができるので、必ず最低3社から取りましょう

同じ物件で、こんなに金額が違うのか!

とビックリした記憶は今でも忘れません

1社は、900万円

1社は、800万円

1社は、540万円

ちなみに、伝えた予算は500万円です

予算的に、物件を諦めようかと思っていたら

想定の範囲内で収まった会社があったので良かったよ~

ビックリするくらい金額が違うので、最低3社は必ず取るようにしましょう

予算が合わなければ

  • テナント物件を諦めるか
  • 融資額を大きくするか(毎月の返済額も負担が増します)

のどちらかになるでしょう

内装業者も、「どうせ融資受けるんでしょ」くらいの気持ちで要るのかも知れません

確かに、開業当初に借りる方が借り易いのは確かです

しかし、「毎月の返済をするのは、あなたです」ので

想定以上に借りない方が、身の為です!

良く考えましょう

内装業者との値引き交渉

例えば、内装業者3社から「図面」と「見積り」を取ると

もちろん3社とも、「図面」や「見積り」が違うので

「金額」や「デザイン」などで決める事になります

「金額」は重要ですので、見積りを隅々まで確認して

「必要なさそうな物」や「変えて欲しい物」などを、しっかり伝えましょう

そして、内装業者によっては見積りの「後半に金額を上乗せしてくる」業者も要るようなので

特に、「後半の金額」には注意して確認しましょう

解らない項目は、解るまで聞いて本当にこの金額が必要なのか?

場合によっては、要らないのでは?

など質問をして、納得がいくまで話し合いましょう

値引き交渉は、「交渉しても良い項目」と「交渉しない方が良い項目」があります

「交渉しても良い項目」は材料費です。

材料費とは、家具類や必要な機材などを指します

「交渉しないほうが良い項目」は工事費用です。

工事費用とは、デザイン設計費や施工費です

工事費用を値引くのは、ほぼ無理です

職人の「人件費」や「工賃」になるので

無理に、値引くと手抜き工事の元になり

後々後悔する事にも、なり兼ねません

自分で出来ることはする

材料費などは、「自分で選んで安く抑える」と言う選択肢もあります

選ぶために、時間や交通費はかかってしまいますが

30万円が20万円で済むなら、安いものです

物によっては、内装業者を通した方が安いケースもありますので

内装業者と良く話し合い、決めた方が良いでしょう

自分で買う際は、サイズなど内装業者に聞いておくと良いと思います

ただ、動き出すとやることが多く

なかなか時間が作れないケースもあるので

時間をお金で買う(内装業者に依頼)と言う選択肢もあります

空いた時間で、自分は他の事に時間を使えますので有効的です

自分で工事に参加する

「内装工事会社」や「デザイン会社」では、近年職人の人手不足が深刻になっています

「工事の仕事は請けたいが、人手がいない」と言う思いと

「出来るだけ、工事費用を安く抑えたい」と言う思いを

繋げる役目として

「発注者が自分のお店の工事を手伝い」職人の人件費を抑える代わりに安くしてくれる

と言う取り組みを採用している会社もあります

その代わり、本来なら工事中に「やらなければ生けない事」が出来ないデメリットもあります

自分の代わりに、ご家族などに動いて貰い協力を得れば可能でしょう

やろうと思えば、ある程度安く出来る方法はあります!

但し、他の人の協力も必要になりますので、良く話し合って決めましょう

テナント物件の工事区分を知っておこう

工事区分に関しては、しっかり覚えておきましょう

かなり重要です!

テナントによっては、こちらで勝手に内装業者を選べないこともあります(指定されます)

工事区分を理解していないと、トラブルになり兼ねませんので

しっかり覚えておきましょう

工事区分には、3種類あります

A工事(甲工事)

貸主(大家さん)が支払い、貸主の指定工事業者が施工します

契約書の内容にも寄りますが、基本的のは建物自体の損傷箇所などはこれに当たります

契約書の内容を、良く確認しておきましょう

B工事(乙工事)

借主(あなた)が支払い、貸主の指定工事事業者が施工します

大きなビルの中のテナントなどは、これに該当するするでしょう

ビル自体の構造を知らない業者に工事をされて

大切な部分を損傷でもしたら、大変な事になります

そうならない為に、ビルの構造を理解している業者のみ施工が許されると言う事です

C工事(丙工事)

借主(あなた)が支払い、借主が指定工事事業者が施工します

多くのテナントは、これに該当します

自分が内装業者を選び、自分が支払うと言う事です

工事区分をしっかり確認しておく事は、とても大切です

B工事の場合、自分で選んだ内装業者を入れることは出来ません

内見の時などで、不動産屋に確認するなど

事前に知っておくべき事なので注意しましょう

それと、工事が終わり営業が始まってから「配管が詰まった」などのトラブルが起きた際も

どちらが直すものなのか?自分なのか?大家さんなのか?など

工事区分が関係してくるので

「自分が直さなければ行けない所」なのか「大家さんが直すべき所」なのかは頭に入れておきましょう

契約内容にも寄りますが、基本的には

  • テナント内のトラブルは「自分で直す物」
  • テナント外は、「大家さんが直す物」

と言うのが一般的です

そうではない所もあるので、契約書の内容は必ず確認して頭に入れておきましょう

トラブルが起きたときのリスト化

トラブルが起きた際の、「連絡先をリストにしておく」といざと言う時に役に立ちます

内装工事が終わって、1年以上経った場合

内装業者に連絡しても対応してくれないケースもあります

1年未満の場合は、機材など保障期間がある物もあるので対応してくれます

なので、事前に業者を調べておき「トラブルリスト表」などを作っておくと良いと思います

「トラブルリスト表」は、「自分がいない時にも役に立ちます」のであると便利です

BGMの選択

お店のBGMは、「居心地の良さ」や「雰囲気」を作り出すのに有効です

一番有名な会社は、「USEN」です

選曲も多く、著作権の問題もありません

何しろ、自分で選曲しなくて良いと言うメリットがあります

音楽以外にも、お店で必要な「保険」「レジ」「防犯カメラ」など多岐に渡って取り扱っています

人によっては、自分で選曲するのが好きと言う人には向かないかもしれません

但し、お店で音楽を流すのには著作権が関係してくるので

勝手に流す事は、できません

日本音楽著作権協会(JASRAC)に申し込み、お金を払って音楽を流せるようになります

更に、毎日流す音楽を用意しなくては行けません

初めは良いと思いますが、その内「めんどくさくなってしまう」ケースもあります

手間と時間とお金のバランスで、決めると良いと思います

内装工事では、人手不足で時間がかかるケースもある!

どの分野でも、人手不足は深刻な問題です

長年働いてきた職人さんが、引退してしまう事が多くあるようです

そして、若者が選ばない職業でもあります

その結果、職人の数が少なくなり施工が遅れてしまうことが多いと聞きます

更に、今は材料費や人件費などが上がり

「費用も嵩んでしまう」と言う現実もあります

発注者は、今までよりもかなり割高な価格になってしまうでしょう

価格は仕方ないにしても、工事開始時期がどれくらいになりそうなのかは

内装業者の選択の際の、重要な要素に成ります

契約をしたら、家賃が発生するので

借りている以上、毎月家賃を支払わなければ成りません

工事が終わてなくても、家賃は毎月請求されてしまいます

出来るだけ早く工事を終わらせて、お金を稼がないと予算が尽きてしまいます

なので、「直ぐに施工出来るか」どうかは重要な要素に成ります!

必ず、確認しましょう

まとめ

テナント物件を探している時に、平行して「内装業者」を探しておきましょう

「内装業者」と言っても、色々な会社があり選択基準が判りません

時間や費用を節約する意味でも、

「デザイン」と「工事」を一つの会社で完結できる会社を選んだほうか得策です

それぞれの会社で依頼すると、

割高になり工事の着工のタイミングなど連携が難しく、時間がかかってしまうケースもあります

多くの方は、「内装業者」の知り合いがいないと思います

内装業者のマッチングサイトを活用すると、便利ですよ!

自分のやりたい業種の内装工事を取り扱った会社などから、オファーが来るのでかなりオススメです

テナント物件が見つかったら、内見の同席をお願いして

各社「図面」や「見積り」を依頼しましょう

上がって来た「図面」や「見積り」で、最終的にお願いする「内装業者」を選ぶことになります

その後、「融資の申請」→「物件の本契約」→「内装工事」→「オープン」の流れになります

動き出したら、自分が思っている以上に「こと」が進みます

時間をうまく活用して、効率の良い段取りで進めて行きましょう

契約の際は、工事区分を必ず確認しておきましょう

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